BRAND CONCEPT

ジョージオキーフが42歳ではじめて訪れ、
のちにニューヨークから引っ越して残りの半生をすごしたアビキューの家には、
彼女がアートで表現したかった核心や清廉なる姿勢の欠片などがそこかしこに見ることができます
なにか彼女の分身と出会っているかのような気さえしてきます
そのように身のまわりのものには、自分自身が投影されるものなのだとつよく感じます

着るものもおなじだと考えます
自分にとってこれは絶対かかせないもの! であるとかこの心地よさはゆずれない! とか
いつものスタイルにすっと溶けこむもの とかやっぱりパンツでガシガシ動きたい! とか
それでもやっぱりうつくしく! なんて着ること自体が私たちの性質的なものをしっかり反映したものだと思います

そんなわたしたちのそれぞれのキャラクターを輝かせてくれるお手伝いができるような
服を作っていきたいと思いDu_Tangoをたちあげました

さまざまなファッションをとおってきたのちに、
「これがわたし」だと思っていただける服をおとどけできることが、
わたしたちの理想とする服づくりです

Du_Tango Designer Fumi Taguchi
デザイナー:田口富美

2020年秋冬コレクションから自身が手がけるDU.TANGOスタート。ブランド名は、実妹とのユニットであるということ、ふたりの旧姓である反後(TANGO)に由来し、『自分たちのフィルターを通してありのままのテイストをお届けしたい!』という思いからつけられたもの。 これまでも、常に自らのライフワークにリスペクトしたブランドで服作りをしてきた田口がより自身を色濃く抽出した『思いのままに自分を解放できる心地よいスタイル』に拘り、強さと柔らかさを持ち合わせた大人の女性のために手がける。

つくる責任としての小さな取り組み

たった1枚の服が皆さまのお手元に届くまで、
エネルギーに伴う廃棄燃料と同時に生産上につきものである様々な無駄が発生します。
例えば、生地の裁ち落とし、遊び分の糸くず、出荷時の梱包材など...
私共のような小さなメゾンにおいても量産となると、かなりの無駄を排出していることになります。
生産業者として、これからの社会と共存していくために、また、未来の世代に少しでも役に立つために、
無駄を最小限に抑えた生産を目指しております。

基本的には、コレクション毎に締切日を設け、皆さまからのご注文を集計し生産させていただいております。
ですが、どうしても生地や材料手配の都合上、また、傷の際の交換分などを加味し増産するケースもございます。
このように余剰分を含め生産した商品につきましては、締め切り後でも、オンラインショップにてご購入が可能となります。

小さな積み重ねですが、生産者である私どもが出来る事を今後も模索してまいります。
何卒、皆様のご理解を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。